Star CloudPRNTを利用する
Star CloudPRNTは、リモートサーバーからの印刷を可能とするプロトコルです。
Star CloudPRNTをご利用いただくには、Star CloudPRNTプロトコルに対応したWebアプリが必要です。 詳しくはStar CloudPRNT プロトコル開発者ガイドをご参照ください。
ここでは、mC-Label3でStar CloudPRNTを利用するために必要となる、プリンター側の設定をご説明します。
設定手順
設定はプリンターの設定画面(Web Configuration)から行います。
       設定画面では、各設定項目ごとに保存の処理が必要となります。
お使いの環境により、DNSサーバーの設定(変更)が必要な場合は、別途行ってください。 DNSを設定する
1. プリンターの設定画面を開く
- プリンターを、設定に利用するホストデバイスと同一ネットワークにプリンターを接続します。 LANケーブルを接続する
- プリンターのIPアドレスを確認します。 プリンターのIPアドレス確認
- Google Chrome、Safari 等のWebブラウザーからプリンターの設定画面(Web Configuration)を開きます。 プリンターの設定画面を開く
2. CloudPRNTの設定を有効にする
- メニュー、または左上に表示されるメニューボタン より[CloudPRNT] より[CloudPRNT] を開き、
            CloudPRNT Service を開き、
            CloudPRNT Service を'ENABLE'に設定します。 を'ENABLE'に設定します。
- Server URL にCloudPRNTサーバーのURLを入力します。 にCloudPRNTサーバーのURLを入力します。
 CloudPRNT Version MQTT*ではこのURLを元に通信プロトコルを決定します。
- Polling time にポーリング時間を入力します。 にポーリング時間を入力します。
- User Name, Password にユーザー名、パスワードを入力します。 にユーザー名、パスワードを入力します。
 (CloudPRNTサーバーが要求しない場合、入力は不要です。)
- [Submit] をタップします。 をタップします。
 
         メモ
*CloudPRNT Version MQTT はプリンターのファームウェアバージョン1.5以降から対応しています。
            必要に応じてファームウェアの更新を行ってください。
ファームウェアバーションはプリンターのテスト印字で確認できます。テスト印字をする
        また、ファームウェアの更新は専用のアプリから行えます。 アプリをつかう
- 入力した内容の確認と、Saveを促す画面が表示されます。
 
        	3. 設定をプリンターに保存する
- メニュー、または左上に表示されるメニューボタン より[Save] より[Save] を開き、
            SaveRestart device を開き、
            SaveRestart device を選択して[Execute] を選択して[Execute] をタップします。 をタップします。
 設定した内容がプリンターに保存されます。
 
     メモ
Star CloudPRNTサーバーがHTTPSを使用しない場合、以上で設定は完了です。
4. CloudPRNTサーバーがHTTPSを使用する場合、セキュリティ設定を確認する
- メニュー、または左上に表示されるメニューボタン より[CloudPRNT] より[CloudPRNT] を開きます。 を開きます。
- HTTPS trust level を、使用するCA証明書に合わせて選択します。 を、使用するCA証明書に合わせて選択します。
 カスタムCA証明書を設定する場合、ファイルのアップロードは手順6.で行います。
- NTP Server に特定のサーバーを指定する場合は「Use custom NTP server」を選択して、参照するサーバーのURLを入力します。 に特定のサーバーを指定する場合は「Use custom NTP server」を選択して、参照するサーバーのURLを入力します。
- TLS1.2 Cipher Suites Encryption Level(プリンターのTLS1.2暗号化レベル) を指定します。 を指定します。
 対応する暗号スイート一覧は暗号スイートサポートリストをご参照ください。
 
- TLS1.3の有効/無効を設定します 。 。
 この項目を'DISABLE'に設定することで、印刷開始までの時間が短縮される場合があります。
 対応する暗号スイート一覧は暗号スイートサポートリストをご参照ください。
 
- [Submit] をタップします。 をタップします。
 
     メモ
TLS1.3 の設定を変更する場合には、
		初期設定よりもセキュリティレベルが下がるため、設定変更の際は十分な検討を行ってください。
の設定を変更する場合には、
		初期設定よりもセキュリティレベルが下がるため、設定変更の際は十分な検討を行ってください。
- 入力した内容の確認と、Saveを促す画面が表示されます。
 
        	5. 設定をプリンターに保存する
- メニュー、または左上に表示されるメニューボタン より[Save] より[Save] を開き、
            SaveRestart device を開き、
            SaveRestart device を選択して[Execute] を選択して[Execute] をタップします。 をタップします。
 設定した内容がプリンターに保存されます。
 
     メモ
手順4.でHTTPS trust levelにカスタムCA証明書を選択した場合は、手順6.に進みます。
        それ以外を選択した場合、以上で設定は完了です。
6. カスタムCA証明書をアップロードする
- メニュー、または左上に表示されるメニューボタン より[CloudPRNT] より[CloudPRNT] を開きます。 を開きます。
- [Browse..]ボタンをタップしてファイル指定画面(ダイアログ)を開き、CA証明書(PEM形式)
            を選択して[upload]をタップします。 
 
     - 入力した内容の確認と、Saveを促す画面が表示されます。
 
        	7. 設定をプリンターに保存する
- メニュー、または左上に表示されるメニューボタン より[Save] より[Save] を開き、
            SaveRestart device を開き、
            SaveRestart device を選択して[Execute] を選択して[Execute] をタップします。 をタップします。
 設定した内容がプリンターに保存されます。
 
     - 以上で設定は完了です。