USB-C機能を切り替える(充電/通信)<MCP31CB, MCP31Cモデル>
USB-CポートにUSB機器を接続したときのプリンターの応答(USB-C機能)は、設定で切り替えることができます。
初期設定では「給電+通信」設定となっており、USB PD(USBパワーデリバリー)*対応のホストデバイスを接続した場合には給電・通信を同時に行います。
また、USB PD非対応のホストデバイスを接続した場合には、自動的に給電または通信のどちらかを行います。
接続機器とプリンター応答について詳しくは外部機器を設置するをご参照ください。
*USB PD(USBパワーデリバリー)とは
USBを使った電力供給に関する規格です。
お使いのデバイスがUSB PDに対応するかどうかは、Androidデバイスから専用のアプリを利用して確認できます。
詳しくはアプリをつかうをご参照ください。
以下の場合には、USB-C機能の切り替えを行ってください。
- USB PD非対応のホストデバイスをUSB-C ↔ USB-Cケーブルで接続する場合
- 「給電専用」または「通信専用」に設定することでプリンターの応答を制御できます。
- USB micro-B ↔ USB-Cケーブルで接続する場合
- 「給電専用」に設定することで最大7.5W(5V/1.5A)の給電に対応します。
1. 電源を入れる
- 本体前面にある操作パネル右側の電源ボタンを押し、Power LEDが点灯したら放します。
2. プリンターカバーを開ける
- オープンレバーを引いて、プリンターカバーを開けます。
3. USB-C機能を設定する
- FEEDボタンを POWER LEDが赤色点滅するまで押して、放します。
- FEEDボタンを押して放すと、LED表示が切り替わります。
設定するUSB-C機能を選択します。
LEDによるUSB-C機能設定の選択
[テスト印字表記]
USB-C: Data Only
[テスト印字表記]
USB-C: Power Supply Only
[テスト印字表記]
USB-C: Power Supply / Data
- 設定するUSB-C機能のLED表示になったら、プリンターカバーを閉めて選択した機能を保存します。
- 初期化が完了するとプリンターのリセットがかかり、テスト印字が印刷されます。 テスト印字の標記内容により、設定状態を確認できます。