Star webPRNT ブラウザー ご利用に関するご案内
Star webPRNTブラウザーを使用してStarプリンターの印刷を制御するWebプログラミングをされるにあたり、Webコンテンツ側で以下の事案への対応を行っていただくようお願いいたします。
また、Star webPRNTブラウザーの使用に関してご注意いただきたい点がございます。
事案1)
印刷内容がすべて表示される前に印刷ボタンを押してしまうと、その時点で表示されている内容のみが印刷される。
対策例
コンテンツ部分の初期状態を非表示に設定し、すべての表示が完了してからwindows.onLoad関数によって表示させる。
- 印刷ボタンを配置するコンテンツに対して初期値を非表示に設定する
- (1.)と表示/非表示が入れ違いになる「Now Loading」タグを追加する
- window.onLoadで(2.)を非表示、(1.)を表示にする関数を追加する
事案2)
印刷ボタンを連続して押した場合に、Star webPRNTブラウザーが強制終了することがある。
対策例
SendMessage()関数がコールされたのと同時に最上段に「Now Printing...」等を表示したHTMLレイヤーを重ね、ページ全体をクリック不可として印刷ボタンの2度押しを防ぐ。
- 印刷ボタンを配置するコンテンツの最上段にHTMLレイヤーを表示する関数を追加する
- SendMessage()関数の冒頭に(1.)の関数コールを追加する
- onReceive()関数とonError()関数の冒頭に(1.)を非表示にする関数コールを追加する
事案3)
iOS 10において、まれに印字中にエラーが発生し、その後印字できなくなることがある。
iOS設定画面を見ると「接続済み」と表示されるが、[ 一般 ]-[ 情報 ]に当該デバイス情報が表示されなくなる。
復帰方法
iOS設定画面よりBluetoothコネクションを一旦切断し、再接続する。
または、プリンターの電源オフ、電源再投入を行う。
事案4)
iOS版 Star webPRNTブラウザーで、SM-S/SM-Tシリーズのモバイルプリンターを
StarPRNTエミュレーションで使用時、大量のデータ送信時のタイムアウトや電波状況等によりプリンターへのデータ送信が中断されると、
その後印字できなくなる。
iOS設定画面を見ると「接続済み」と表示されるが、[ 一般 ]-[ 情報 ]に当該デバイス情報が表示されなくなる。
復帰方法
iOS設定画面よりBluetoothコネクションを一旦切断し、再接続する。
または、プリンターの電源オフ、電源再投入を行う。
注意1)
印刷中に Star webPRNTブラウザーをバックグラウンドに移動(ホームボタンを押す)させないでください。
印刷がとまったり、印刷結果のレスポンスを受け取れなくなることがあります。
注意2)
StarWebPrintExtManager.jsを使用する場合は、alert()、comfirm()、prompt()メソッドを使用しないでください。
これらのメソッドを使用すると、アプリがフリーズする可能性があります。