mPOS業界標準サーマルプリンターmC-Print^®3の新モデルを発売

スター精密株式会社（本社：静岡県静岡市駿河区、代表取締役社長：佐藤 衛）は、mC-Print3シリーズの最新機種となる「MCP31CI」「MCP31CBI」の2モデルを発売します。

mC-Print3シリーズは、2018年にmPOS^（注1）向けに最適な周辺機器ブランドmCollection^®の一つとして発売して以来、レシート発行用のみならずキッチンオーダー伝票発行用途でもご利用いただける利便性から、多くの店舗に導入いただいております。
　新モデルはご好評をいただいているデザインや信頼性はそのままに、また従来モデルとの互換性^（注２）も保ちながら、世の中の最新技術トレンドに合わせた改良を施しました。加えて、ノンケミカル素材の環境配慮用紙をサポートし、梱包パッケージからもプラスチック素材を排除することで、環境配慮型製品としての側面を強めております。
　mPOS市場向けプリンターで高いシェアを誇る当社ですが、今回の新製品を投入することにより、mPOS・モバイルオーダー分野での関連製品を充実させ、さらなるシェア拡大を図ります。今後も、さまざまな店舗ソリューションの提供を通じて、店舗の運営を支援してまいります。

新製品の主な特長

次世代USB-C^{®（注３）}インターフェイス搭載

mC-Print3シリーズは、さまざまな用途において１台でご利用いただけるようにUSB、Ethernet、Bluetooth^{®（注４）}のマルチインターフェイスを標準搭載してきました。USBインターフェイスにおいては、これまでiOS^（注５）端末向けのLightning USB通信技術やAndroid^{™（注６）}端末向けのUSB-C^® Power Delivery技術を業界のなかで先駆けて発表してきましたが、特定の組み合わせでご利用いただく必要がありました。昨今でUSB-C規格に対応した上位端末（タブレットなど）やケーブルの普及が進んだことに合わせ、新モデルでは１つのUSB-Cポートで上位端末を選ばない通信と給電を同時に実現しました。

印刷速度の向上

従来モデルの最大250mm/秒から約1.5倍となる最大400mm/秒を実現。用紙排出時間を短縮し、レジでのレシート発行やキッチンでのオーダー伝票発行における、さらなる効率的な店舗運用に寄与します。

新たなクラウド印刷通信プロトコルに対応

mC-Print3シリーズは、クラウドサーバーから直接プリンターへ印刷するための通信プロトコルである「CloudPRNT^®」に対応しています。従来モデルでは、HTTPプロトコルによるサーバーポーリング方式のみをサポートしていましたが、新モデルではHTTPプロトコルに加えMQTTプロトコルを利用することにより、クラウドサーバーからのより高速なプリンター制御を可能とします^（注７）。

環境配慮型製品を目指して

新モデルでは、環境に配慮した製品を提供することを目指して、以下の取り組みを行っています。

• 梱包パッケージからプラスチック素材を排除
• 梱包個装箱サイズを従来モデルより約20%小型化することで、輸送時の積載効率を向上
• ノンケミカル素材の環境配慮用紙の印字品質を担保
• 利用率の低い付属品を標準パッケージから削除

新製品の主な仕様

2024年3月以降、国内外共に順次販売開始