環境配慮型製品への取り組み(工作機械事業)

工作機械事業では、製品のライフサイクル全体において最適な環境配慮対応ができるよう、製品の性能を決定付ける企画、設計プロセスにとどまらず、部品の調達、あるいは製造プロセスにおいても徹底した検討を行っています。

お客さまの環境への取り組みをサポート

廃棄物の削減

加工部品の全長寸法に応じてガイドブッシュとノンガイドブッシュの切り替えを可能とすることで、廃棄される残材の長さを最小限することが可能です。また、高い刃物台剛性により、高生産性と長い工具寿命を実現しました。

使用電力量を削減

スターモーションコントロール
最適な軸移動を行う独自技術により、非切削時間を大幅にカット、部品1個あたりの使用電力量を削減します。
ステップサイクル・プロ
軸移動を揺動させることにより切り屑を分断、長時間連続稼働を実現することで、機械のダウンタイムを短縮できるため、使用電力を抑えることができます。
稼働監視ソフトSMOOSS-i
機械の状態の見える化で、お客さまの生産性向上を手助けします。また、消費電力表示画面により、製品の各構成ユニット別の消費電力を確認することが可能で、お客さまの省電力への取り組みをサポートします。
ECOモード
機械の待機中の消費電力量を削減します。
省電力技術の開発
機械稼働時に大きな電力を消費するクーラントやエア消費量を削減する技術を開発しています。

社内での取り組み

  • 有害化学物質の不使用
  • 環境配慮型部品、素材の調達
  • 環境配慮型機器への積極的な入れ替え
  • 環境負荷を低減するスマート工場化へのリニューアル
  • 菊川工場でのCO2フリー電力の導入

次世代のエコマシン『スイス型CNC自動旋盤SP-32』

製品写真

SP-32は、最大加工径φ32mmに対応するスイス型CNC自動旋盤で、2023年に発売した「SP-20」の基本構成を継承しつつ、加工能力を拡張しました。ガイドブッシュ/ノンガイドブッシュ切り換え機構を搭載し、加工部品の全長寸法に応じて最適な仕様で加工が可能です。自動車や油圧・空圧機器、一般機械、データセンター向けITインフラ機器など、あらゆるワークの加工に対応し、ユーザーの設備効率性が向上します。
門型刃物台を中心とした正面加工ユニットと、工具回転駆動装置を標準搭載した背面加工専用刃物台により、正面・背面の同時加工による工程分割でサイクルタイムを短縮します。また、クーラントの配管抵抗を最適化した設計により、従来機種に比べてクーラントポンプを1つ削減し、大幅な消費電力削減を実現しています。
ソフト面では、ステップサイクル・プロを搭載しているほか、「ECOモード」機能により、機械停止時の消費電力量が削減されます。
ハード・ソフト両面において生産性の向上と消費電力削減を追求したSP-32は、まさに次世代のエコマシンと言える製品です。