FAQ
Q : プリンターをデバイスグループに追加するにはどうすればよいですか?
A : ポータルサイト上の「デバイスグループ」ページに表示されるCloudPRNT URLをプリンターに登録することで、デバイスグループにそのプリンターが追加されます。
CloudPRNT URLのプリンターへの登録は、Star Quick Setup Utilityもしくはプリンターの設定画面(Web Configuration)から行います。
プリンターの設定画面から登録する方法は、各製品のオンラインマニュアルをご参照ください。
Q : 役割や場所の名称に基づいてデバイスを検索するにはどうすればよいですか?
A : 「メタ情報」機能により、それぞれのデバイスに対してタグのように情報を付与することができます。
また、付与した情報ごとにフィルタリングすることができます。
例えば、国情報や設置位置などを設定することで、検索の利便性を向上させることができます。
StarIO.Onlineダッシュボードの「デバイスグループ」の […] ボタン内にある「メタ情報管理」から、メタ情報を設定できます。
設定したメタ情報をデバイスに付与するには、StarIO.Onlineダッシュボードの「デバイス」で付与したいデバイスの[…]をクリックして、「Meta」項目の「デバイスメタ情報」から付与します。
また、デバイス名を変更することもできます。
StarIO.Onlineダッシュボードの「デバイス」で付与したいデバイスの[…]をクリックして、「デバイス名を変更する」から設定します。
空欄の場合、デバイスのMACアドレスが表示されています。
Q : 印刷のパフォーマンスを向上するためにはどうすればよいですか?
A : StarIO.Onlineを経由した印刷のパフォーマンスを向上させる場合、以下をお試しください。
1. 画像やHTMLベースの印刷ジョブに代えて、テキストベースの印刷ジョブフォーマットを利用する
- テキストベースの印刷ジョブフォーマットは、画像やHTMLベースのものと比べて軽量のため、印刷パフォーマンスの向上に寄与します。 特にHTMLベースの印刷ジョブフォーマットは、レンダリング処理のための時間も必要となります。
- StarIO.OnlineではStar Document Markup形式の印刷ジョブに対応しており、マークダウン形式で可読性のある印刷ジョブデータを作成できます。 また、Star Document Markup Designerによりレイアウトをイメージしながら作成することもできます。
2. TSP100IVの場合、最新のファームウェアに更新する
- TSP100IVのファームウェアバージョン2.2以降では、MQTTに対応します。これによりTSP100IVとクラウドサーバー間の通信がHTTPによるポーリングベースではなくなり、処理時間の短縮に寄与します。 MQTTによる通信はmC-Print3(第2世代)でも利用できます。
Q : 大きな印刷ジョブがキューから消えることがあるのはなぜですか?
A : 印刷ジョブにはサイズ制限があり、512キロバイト以上の印刷ジョブは印刷できない場合があります(上限はプリンターモデルに依存します)。
特に画像やHTMLコンテンツを印刷する場合、このサイズ制限に抵触する可能性があります。
印刷ジョブがキューから消えてしまった場合、その原因は履歴から追うことが可能です。
Q : プリンターがオフラインになってからしばらく経ったあと、古いジョブを印刷し始めることがあります。
A : プリンターでの印刷が正常に完了した後に、印刷ジョブはクラウドサーバー上のキューから削除されます。
プリンターがオフラインの状態ではクラウドサーバー上のキューに印刷ジョブが蓄積され、オンラインに復帰した後に印刷が実行されます。
一定時間経過したジョブは削除したい場合、StarIO.Onlineダッシュボードの「デバイスグループ」にて「デバイスグループ設定を更新する」の設定項目を開き、「ジョブ有効期限」を設定します。
デフォルトは3日間(4320分)です。
また、クラウドサーバー上のキューに蓄積された印刷ジョブは、ダッシュボードやWeb APIを使用して削除することもできます。
Q : プリンターが削除された後にデバイスグループに再追加されることがあります。
A : プリンターのCloudPRNT URLに、StarIO.OnlineのURLが設定されたままの場合、StarIO.Onlineのアクセスが行われ再追加されることがあります。
再追加を意図しない場合は、プリンターのCloudPRNTを無効に設定してください。
また、StarIO.Onlineダッシュボードの「デバイスグループ」にて「デバイスグループ設定を更新する」設定項目にある「新規デバイスのキューを自動作成」を無効にすることで、自動的な追加を行わないようにすることもできます。
Q : 意図しない印刷がされる
A : Eメール印刷機能を有効にしている場合、Eメールアドレスが漏洩すると第三者による意図しない印刷ができるようになってしまいます。
メールアドレスの取扱いは注意を払ってください。
もしこの問題が発生した場合は、アクセス識別子を変更するか、Eメール印刷機能を無効にします。Eメール印刷で使用するEメールアドレスはアクセス識別子に対応しているため、アクセス識別子が変更されるとEメールアドレスも変更されます。
Eメール印刷が無効の場合は、Web API経由で印刷されている可能性があります。上記同様にアクセス識別子を変更するか、APIキーを再作成します。古い情報が利用できなくなり、意図しない印刷を回避できます。
Q : APIキーはどのように作成すれば良いか?
A : エンドユーザーごとに1つずつAPIキーを作成することを推奨します。
これにより問題が発生した時に簡単にAPIキーを再作成できるようになります。
また、すべての権限を有効にしたキーは、セキュリティの観点より推奨しません。
権限は必要なもののみを持つキーを作成することを強くお勧めします。