Q : 旧マニュアルは参照できますか?
A : こちらから参照いただけます。
Star CloudPRNT プロトコルガイド Ver. 2.4.0
最終更新日: 2025年 3月 10日
このページを見ても問題が解決しない場合は、GitHubのIssuesもご確認ください。
Q : 旧マニュアルは参照できますか?
A : こちらから参照いただけます。
Q : HTTPS通信利用時、プリンターが印刷するまでに時間がかかることがあります。時間を短縮することはできますか?
A : プリンターが暗号化通信のハンドシェイク処理を行う際に時間がかかることがあります。また、ご利用の暗号スイートの種類によっては、より長い時間がかかることがあります。
利用される暗号スイートの種類は、ネゴシエーション中に、クライアント(プリンター)が暗号スイート対応一覧をサーバーに提供し、サーバーが一覧の中から選択して決定されます。
暗号スイート対応一覧:
https://star-m.jp/products/s_print/sdk/StarCloudPRNT/manual/ja/index.html#ciphersuites-list
このうち、TLS_ECDHE_*** と TLS_DHE_*** の暗号スイートは処理が重いです。
印刷までの時間を短縮する必要がある場合、以下 1), 2) をご検討ください。
1) プリンターとのHTTPS通信にTLS1.2を利用し、処理の重い暗号スイートを避ける。合わせて、セッションチケットを利用する。
TLS1.3を無効にする
サーバーにて設定、または、クライアント(プリンター)の TLS Client Settings にて “TLS1.3” を “DISABLE” に設定する
処理が重い暗号スイートを避ける
サーバーにて設定、または、クライアント(プリンター)の TLS Client Settings にて ”TLS1.2 Cipher Suites Encryption Level” を “MEDIUM" に設定する
※ TLS1.2をご利用の場合、サーバーにて設定できるセッションチケットによりハンドシェイク処理にかかる時間を短縮することが可能です。
セッションチケットの有効期限が過ぎたあとの通信は、ハンドシェイク処理に再度時間がかかることにご留意ください。
2) Version MQTTプロトコルのFull MQTTを利用する。
Full MQTTでは、一度通信が確立されるとKeep Alive機能によりセッションがきれないため、ハンドシェイク処理は発生しません。プリンターを再起動する等で通信が切れ再接続される場合は、再度ハンドシェイクを実施するため、時間がかかります。