無線接続について

本製品はすべての無線LAN機器との接続動作を確認したものではなく、すべての無線LAN機器との動作を保証するものではありません。

注意

無線通信機能の取り扱いについて

本製品には無線通信機能が搭載されています。
無線通信は各国の電波法の規格により、使用が制限される場合がありますので、ご使用される国での電波法規格と本機が取得している電波法規格をご確認ください。

  1. 本製品が取得している電波法規格の最新情報につきましては、こちらをご参照ください。
  2. 本製品の使用周波数は、電子レンジなど多くの機器で使用されています。ご使用になる前に、これらの機器が発する電波の影響が無いことをご確認ください。
  3. 本製品は、電波法に基づく小電力データ通信システムの無線局として、技術基準適合証明を受けております。したがって、本製品を使用するときに無線局の免許は必要ありません。 ただし、本製品を分解 / 改造することは法律によって罰せられることがありますので、行わないでください。
  4. 電波防護指針に従い電磁波曝露の影響を最小限にするために機器のアンテナと人体との距離を20cm以上離して下さい。 心臓ペースメーカーに電磁妨害をおよぼし、誤作動の原因になることがあります。
  5. 医療機関内や、航空機内で、無線機器の使用が制限・禁止されている場合があります。
    各医療機関や航空会社の指示に従ってください。

2.4GHz帯使用の無線機器について

この製品は、2.4GHz帯を使用します。
2.4GHz帯では、電子レンジなどの産業・化学・医療用機器の他、工場の製造ラインなどで使用されている移動体識別用の無線局(免許を要する無線局)および、特定小電力無線局(免許を要しない無線局)、並びにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。

  1. この機器を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局、ならびにアマチュア無線局が運用されていないことを確認してください。
  2. 万一、この機器から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合には、速やかに使用周波数を変更するか、電波の発射を停止した上で、混信回避のための処置(たとえば、パーティションの設置など)を行ってください。

使用許可と制限事項

MCW10 WHT C01については以下の各国にて使用が許可されています。
アメリカ(US)

カナダ(CA)
※ CH36, CH40, CH44, CH48において屋外での使用は禁止されています。

MCW10 WHT C02については以下の各国にて使用が許可されています。
ベルギー(BE)、ブルガリア(BG)、チェコ(CZ)、デンマーク(DK)、ドイツ(DE)、エストニア(EE)、アイルランド(IE)、ギリシャ(EL)、スペイン(ES)、フランス(FR)、クロアチア(HR)、イタリア(IT)、 キプロス(CY)、ラトビア(LV)、リトアニア(LT)、ルクセンブルク(LU)、ハンガリー(HU)、マルタ(MT)、オランダ(NL)、オーストリア(AT)、ポーランド(PL)、ポルトガル(PT)、ルーマニア(RO)、 スロベニア(SI)、スロバキア(SK)、フィンランド(FI)、スウェーデン(SE)、スイス(CH)、ノルウェー(NO)、アイスランド(IS)、リヒテンシュタイン(LI)、トルコ(TR)、イギリス(UK)、オーストラリア(AU)
※CH36, CH40, CH44, CH48、CH52, CH56, CH60, CH64において屋外での使用は禁止されています。

ニュージーランド(NZ)
※CH36, CH40, CH44, CH48において屋外での使用は禁止されています。

MCW10 WHT C03については以下の各国にて使用が許可されています。
日本(JP)
※ CH36, CH40, CH44, CH48、CH52, CH56, CH60, CH64において屋外での使用は禁止されています。


※モデル名称は下記イラスト(本体背面)の赤枠部分でご確認いただけます。

セキュリティに関するご注意

無線LAN製品ご使用時におけるセキュリティに関するご注意

無線LAN では、ネットワークケーブルを使用する代わりに電波を利用して機器間の通信を行うため、自由にLAN 接続できる利点がある反面、 電波はある範囲内であれば壁などの障害物を超えてすべての場所に届きます。

セキュリティに関する設定を行っていない場合は、次のような問題が発生する場合があります。
・第三者による通信の傍受
・ネットワークへの不正侵入
・個人情報やID、カード情報などの情報の漏洩
・なりすまし行為や通信データの改ざん
・システムやデータの破壊

本来、無線LAN カードやアクセスポイントは、これらの問題に対応するためのセキュリティの仕組みを持っていますので、無線LAN 製品のセキュリティに関する設定を行って使用することで、 その問題が発生する可能性は少なくなっています。
セキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題点を十分に理解した上で、お客様自身の判断と責任においてセキュリティに関する設定を行い、製品を使用することをお勧めします。


SSID(Service Set Identifier) の設定に関するご注意

アクセスポイントモードで運用する場合、セキュリティー保護のため、以下の注意事項を守ってください。

    SSID
  1. SSID を工場出荷時設定から変更すること
  2. 利用者を第三者に類推されないように、出来るだけ意味を持たないSSID にすること
    暗号化キー
  1. なるべく辞書に載っている単語を使わない
  2. 無意味な英数字と記号を適宜組み合わせる