STAR MICRONICS TOUR スター精密家族参観日

スター精密がどんな会社なのかを知ってもらうには、外から訪れた人から意見を聞くのが一番。
そこでスター精密の社員が家族と一緒に社内をめぐる「スター精密 かぞく参観日」を実施。
Tさんファミリーと一緒に、スター精密本社をぐるっとめぐりましょう。

PROLOGUE

K.Tさんはソフト開発室で働くエンジニア。
今年入社したばかりの転職組です。今回は「新しい職場と仲間を見て欲しくて」と手を挙げてくださいました。
長女さんと次女さん、仲良し姉妹は手を繋いでの来社です。
さあ、ようこそスター精密へ。
姉妹はお父さんが働く会社を見て、どんな感想をもつのでしょうか。

SPOT.1

執務スペース

それぞれの「働き方」を
尊重する広々フロア

まずはK.Tさんが日々、開発を行う執務スペースへ到着。広いフロアにデスクが並んでいます。スター精密では作業がしやすいよう、一人あたりのデスクスペースを広めにつくっており、パソコン複数台を並べての作業が可能。これにはK.Tさんも「開発環境は本当に充実していると思います」と満足気に話します。

みんながどんな仕事をしているのか、興味津々のTさん姉妹がキョロキョロとフロアを見回していると、同じ開発部のUさんが、「プリンターのデジタル説明書を作っているよ」とパソコンの画面を見せてくれました。Uさんがアニメーションを動かすと、姉妹は「おお、すごい!」と目を丸くしていました。とくに驚いた様子だったのが長女さん。どうやら学校の授業でプログラミングを習ったときに、ソフト開発の仕事のすごさを感じたそう。

長女さん

「パソコンの画面を何枚も使って仕事しているところは“エンジニア!”って感じがしてちょっとかっこよかったです」

K.Tさんをはじめ、複数のパソコンを使って業務を行う開発部は固定席ですが、部署によってはフリーアドレスを導入しており、毎日席を変えて仕事をすることができます。フロアには、もくもくとパソコンに向かう社員がいれば、そのすぐ近くで真剣な会議が行われていたり、そうかと思うとにこやかに談笑するグループがあったり、なかにはストレッチをする社員がいたりと、多彩な仕事スタイルが共存。多様な働き方を受け入れる自由な雰囲気が、執務スペースには漂っています。

SPOT.2

集中ブース

1人で集中したいときは
個室席へGO

次女さんが「あそこは何?」と指をさした方に進むと、そこには周りをぐるりと囲んだスペースが3つ並んでいました。ここは集中ブース。個人で集中して作業したいときに使える予約制の個室席です。
この日も一席、使用中。中ではきっと、バリバリ仕事が進められているはず。そ~っと静かに立ち去りましょう。

SPOT.3

中央階段

階段ですぐだから
直接足を運ぼう 顔を見て話そう

スター精密の本社ビルをまっすぐ貫くように設けられているのが中央階段。部署間のコミュニケーションが円滑に行われるよう、各フロアを行き来しやすくするためにつくられました。この日も、4階の営業マーケティング部の人が開発部にプロジェクトの進捗状況を確認しに行ったり、製造部の人がコーポレート本部を訪れたりと、人がひっきりなしに中央階段を昇り降り。

K.Tさん

「システムを開発するなかで、お客様の要望をあらためて確認したいときなどは、直接営業フロアに行って担当と話をするようにしています。顔を見て話した方がミスが少なく、スピードも早いですから。もちろん営業担当がこちらのフロアに来ることもしばしば。部署間の連携がスムーズにできています」

4階フロアで次女さんがバランスボールを発見!
リラックス用に置かれてあるとのこと。ポンポン弾む次女さんをニコニコ顔で見守るK.Tさん。

SPOT.4

ラボ

日々、試行錯誤が行われる
スター精密の秘密基地

次はそこかしこでプリンターの音が響くラボに潜入。ここは新製品の試作品の開発や、評価試験等の用途で使用されるスター精密特機事業部の心臓部です。プリンターが利用される環境は店舗によってそれぞれ異なるため、ラボには評価試験用に多種多様なタブレット端末の機種・バージョンが取りそろえられています。

開放感あふれるフロアとは打って変わって、機械に囲まれたラボには雑多でクールな雰囲気があり、Tさん姉妹は少し緊張した様子で足を踏み入れていました。

長女さん

「プリンターのロゴ、かわいいから目立つよね」

次女さん

「この前みんなでセノバ(新静岡の駅ビル)に買い物行ったときも見かけた!お父さんが教えてくれたんだ」

そんな会話の後ろで、耐久テスト中のプリンターが延々と、一定のリズムで、そして正確に、ロール紙を出し続けていました。この調子なら、お客様に安心して使ってもらえる製品が出来上がりそうです。

SPOT.5

カフェテリア・テラス

夏には花火鑑賞会も
イベント場にもなるカフェテリア

最後はカフェテリアでホッと一息つきましょう。シンプルな内装でホッと落ち着く空間は、社内はもちろん、「本当にカフェのようだ」と社外の人からも評判の場所。ランチ前の時間帯は、コーヒーマシンでコーヒーを淹れてリフレッシュしている人や、ミーティング中の人の姿がちらほら。みなさん思い思いにこの空間を利用されているようです。

昼食の時間の少し前になると、お弁当業者さんのお弁当がズラリと並び始めます。また毎週金曜日にパン屋さん、月に1度地元の人気コーヒー屋さんの社内販売と、ときにはスペシャルなメニューも。バラエティ豊かで毎日食べても飽きないから、多くの社員がカフェテリアで昼食を取っています。

そしてカフェテリアは毎年夏に社内イベントの「日本平花火大会鑑賞会」が行われる場所でもあります。今年参加してくれたTさん家族にとっても、素敵な思い出の一ページになっているよう。

次女さん

「お弁当が豪華で美味しかった!」

長女さん

「おしゃれなノンアルコールのドリンクもいっぱいあったよね。来年もまた絶対にここで見たいです」

窓の外には静岡の景色を一望できるテラス席もあり。入道雲が浮かぶ夏空の下、Tさん姉妹も「気持ちいい!」と深呼吸。気候が良いシーズンになると、テラス席はすぐに埋まってしまいます。

K.Tさん

「テラスはお気に入りの場所。たいていここで仲間とランチを食べています」

カフェテリアには社内図書館も。
スター精密の役員が「みんなに読んで欲しい!」と選んだおすすめ本が多数置かれています。

AFTER TALK

社員想いの会社だから
家族想いの社員が育つ

本日はお疲れさまでした。ご家族で社内ツアーとして社内を周っていただきましたが、いかがでしたか。

K.Tさん

社内イベントには家族で参加していましたが、働いているところを見せているわけではなかったので今日は貴重な経験になったと思います。こういう仲間たちと一緒に仕事をしているんだよ、というのが紹介できたのが良かったです。

長女さん

お父さんが仕事を頑張っているのが分かってよかったです。会社の人たちとも仲が良さそうで安心しました。

K.Tさんは今年、スター精密に転職されましたが、きっかけを教えていただけますか。

K.Tさん

ちょうど今年40歳のタイミングで。新しいことに挑戦するなら今がちょうどいいのかなと思いました。前職でのソフト開発の経験やクラウド関連の知識が活かせそうだったため転職を決めました。地元の企業なのでスター精密のことは元々知っていて、「社員を大切にしている会社」という印象を持っていました。家族はみんな応援してくれたのですが、前社が社内イベントの活発な会社だったこともあり、次女だけは「次の会社も楽しいことある?」と心配していました(笑)。

次女さん

でもイベントがいっぱいあって良かったです。花火大会もきれいだったし、ウォーキングイベントも楽しかったです。

実際に入社されてみて仕事観に変化はありましたか。

K.Tさん

前の会社でも開発エンジニアとして働いていたので、仕事内容としては大きくは変わりません。ただ以前は他社のサービスの開発に携わっていましたが、今はメーカーとして自分たちのブランドをつくっているので、その分開発者としての手ごたえが大きくて。「より良いもの」「より使いやすいもの」を追求するエネルギーが自然とわいてくる感覚があります。

そうなると仕事も忙しいのでは。ご家族との時間は持てていますか?

K.Tさん

フレックスタイム勤務なので朝は遅めなんですよ。だから毎朝、2人と朝ご飯を食べながらゆっくりと話し、登校するのを見送ってから自家用車で出社しています。

長女さん

朝はお父さんのファッションチェックをするんですよ。「上を白色にした方がいいよ、とか」

K.Tさん

服装が自由なので。たまに適当に選びすぎて長女に指摘されています(笑)。忙しい時期だと夜遅くなることもありますが、スター精密は休日が多いので、以前よりも家族とのコミュニケーションは取りやすくなった気がします。今年の夏も連休をつくって旅行に行こうかと話しているところ。これから家族みんなで計画を立てようと思います。

窓の外の太陽に負けないほど、元気な笑顔が印象的なTさん姉妹。今日はご協力ありがとうございました!またスター精密に遊びに来てくださいね☆

取材日 2024.8月